日本の食品市場を中心に食品や食品関連技術を専門としたアドバイザリーコンサルタント 久保村 喜代子

 
クボムラーナ

Kubomura Food Advisory Consultants Japan Food Innovation 久保村食文化研究所

  • Facebook
  • RSS
  • 日本語
  • English
  • ホーム
  • 最新情報
  • サービス
  • 企業情報
  • 論文・出版物
  • ブログ

論文・出版物

ファベックス特集:久保村食文化研究所・久保村喜代子代表 食の進化は世界同時進行

海外の市場を訪問する久保村喜代子代表

 

◆エナジーをプレゼントできる商品開発

●「Sustainability」の鍵は原材料確保、予防医学と連動した食も
食品の開発最前線は、グローバル社会がSustainability(持続可能性)に大きくかじを切っていることから、地球に優しい原材料確保が鍵となっている。製品開発は、今までにないアイデアあふれる原材料と風味トレンド(Flavour)、そしてトレンドの半歩先行くキャッチが必須条件となっている。地産地消も、原材料の有効利用と製品開発が合致して生まれたグローカルトレンドだ。ネット社会の情報発信が追い風となって、裾野を広げている。
一方で、わが国の共働きや単身世帯増加など時代の進化とともに拡大した惣菜および調理食品の消費動向とその潮流は10兆円市場となったが、労働人口が逼迫(ひっぱく)していることから、将来の展望は必ずしも明るいばかりではない。
しかし、グローバルな世界では「Feeding the World!(世界を養う)」との考え方から食糧危機問題を見据えて、予防医学と連動して限りある食糧資源で栄養バランスの整った健康志向の高い食を取り入れていくことがキーワードとなっている。エナジーをプレゼントできる商品開発が必須だ。

●健康志向でVeggieブーム到来
先進国の生活習慣病予防は、機能性食品を上手に利用するために、食品メーカーのR&D(研究開発)部門が医薬同源の本物を食生活に取り入れようと、減塩志向や“Veggie(ベジー=野菜)”ブーム、畜肉・ミルクよりベジーと開発を進めている。
おいしく健康で便利な惣菜とは何だろうか。惣菜は、食品開発の発信源でもある。
おいしさの探求=Food Flavor Worldへのフォーカスはいろいろある。
日本の和食は、だしに始まっておいしさを評価していく。欧州のシェフたちはSavory Flavor(おいしい風味)に、「香り」「匂い」「風味」の3方向からフォーカスする。
惣菜製品開発も、外観・テクスチャー・風味(Flavour)の三つの価値観に消費者が求めるものを開発していく。
デパ地下の惣菜などディスプレーのおしゃれ度合いは、Fashionable Foodsとして、(1)見て買う惣菜=消費者のハートに響く外観デザインでインタレスト(興味関心)、購買意欲を高揚する(2)口に入れた瞬間に空腹を満たすホットな食感、心の奥底まで味わう感覚=英国のアフターヌーンティーと惣菜パンのように(3)Flavorとともに料理と科学の融合=Culinolgy(カリノロジー)は手作りを残しつつ、最先端のテクノロジー食品素材と安心感を与える食品添加物利用で配合表を開発する。
こうしたFashionable Foodsの風味感覚は、アロマティックでエスニックフレーバーの最前線を走り、中華惣菜に始まってアジアンテイスト(パクチーブーム創造)を深掘りし、いわゆる西洋料理(海外シェフの味)や地中海ダイエット最終地である和食にも影響を及ぼしているところだ。

●いにしえからグローバル化を取り入れて
16世紀の大航海時代、海を渡り陸を越えてさまざまな野菜(カボチャやナスなど)が日本に広がってその野菜で和食は築き上げられてきた。日本はいにしえからグローバル化を取り入れてきたという証しでもある。わが国の飽食社会はパンチある辛味=Hotで流行を作り上げ、刺激ある風味の加工食品やスナックなどに代表されるフレーバーやシーズニングマジックで激辛ジャンルの味創りをし、市場に定着している。
ネット環境が整っている現代は、IT革命でどこにいても情報を入手でき、SNSなどで拡散されて瞬時にFlavour(風味動向)を入手できる。また、海外から日本に来る観光客の増加で、認知度がほとんど無いレストランやお店に彼らが大挙して押し寄せて繁盛する不思議な現象も起きている。これまでのマーケティングでは起こりえないことが起きても不思議ではない時代になった。

●注目のパレロダイエット=旧石器時代食
昨今のニューヨーカー、著名な栄養学者やフードサイエンティストが注目するパレロダイエット=旧石器時代食や原始人食と呼ばれる食事で、野草と野生動物を中心とした食生活をまねることをコンセプトにしている。
こうした世界にさまざまに起きている体に良いダイエットトレンドを、ITでのぞき、瞬時に情報を入手できる。そうした世界のトレンドを上手に取り入れる惣菜メニューが消費者の心をワクワクさせて、次世代に受けるのは必須だ。
畜肉・水産・乳製品を避けたVeggie、Vegan、Healthy、Natural、Organicなどなど、あれこれ貪欲にアイデアを見いだすこと。
惣菜開発は、流行のキャッチとその意味を上手に利用することが最善策。新しさは、瞬時に広がる。スーパーフード惣菜の進化が待ち遠しい。

 

戻る

お問い合わせ

お問い合わせは下記より
ご連絡ください

  • 03-5640-0241
  • 03-5640-0242

  • facebook
  • 迷った時の教のおかず
  • Berryfruit New Zealand
  • 久保村食文化研究所 紹介映像
ページの先頭へ